皆さんこんにちは。2018年1次隊、コミュニティ開発隊員の山田瀬奈です。
私が滞在している村の9割の村民がイスラム教徒です。5月6日から6月3日まで「ラマダン」、6月4日から6月6日までラマダン明けのお祭り「イード アル フィルト」がありました。今回私は毎晩ご飯を頂いている家族と共にラマダンを行いました。
~この家の1日の流れ~
3:00朝食のパット作り
4:00~5:00
朝食(写真①)
05:30お祈り
13:00お祈り
16:00お祈り
17:00
軽食作り、翌日の朝食用のパットのソース作り
18:00夕食作り
19:00軽食(写真②)
19:30お祈り
20:30お祈り(写真③)
21:00晩御飯(写真④)
普段は、この家の夕飯はパット(主にトウモロコシの粉を練ったベナンの主食)です。しかしラマダン中の晩御飯はお米かパスタ料理でした。日々の夕飯とは違う料理を食べることができたのはとても嬉しかったです。しかし夜遅くにご飯を食べ、消化不良のまま4:00にご飯を食べなければならなかったことはとても辛かったです。
ラマダン明けのお祭り「イード アル フィルト」
初日の9時頃に村から少し離れた「エディ」(お祈りを行う広場)でお祈りや子どもにお金をあげる「バレカ」などが行われました。普段は中々食べることのできないお肉を、この日は各家庭で羊や鶏を絞め、食べます。(写真⑤)村民から「この3日間は食べまくるんやで!」と言われ、どこの家に行ってもご飯を頂きました。17時ごろに伺った家では「お肉あげるから待っとんな!」と言われ待っていたら、ベナン食が出てきました(写真⑥)。
もしラマダン期間中に病気などでラマダンを行えなかった場合、ラマダンが終わった翌週から、ラマダンをしていない期間分を行います。毎晩ご飯を頂いているおばあさんがラマダンを6日間行っていないので、私も彼女と一緒にラマダンを行うことになりました。2回目のラマダンも頑張ります!!
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